近い距離で観察(ヒメウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月27日の事です。

市内の海岸を散策しました。

 

 

風が強く、鳥見日和ではありません。

いつもの海岸に鳥の姿はありませんでした。

普段とは異なる場所に行く事にします。

駐車場から、直に海を一望できる場所でした。

浜辺や岩場がないため、海上の鳥しか探せません。

たまにヒドリガモを見かけていた場所です。

 

 

遠くにヒドリガモ数羽を見つけました。

もっと遠くには、マガモの群れがいます。

撮影は断念しました。

 

 

双眼鏡で周囲を探していると…

岸に近い場所に一羽の水鳥を見つけます。

死角になる場所から近づき、観察しました。

ハジロカイツブリです。

 

 

 

今年は市内の海辺でよく見かけます。

今は冬羽ですが、夏羽は印象が変わります。

いつか撮りたい対象の1つです。

 

 

風に運ばれて、1羽の鳥が目の前に降りました。

イソヒヨドリです。

♀かと思いましたが、僅かに赤味がありました。

おそらく、若い♂だと思われます。

しばらく、私の相手をしてくれました。

 

 

 

再びハジロカイツブリを探しましたが…

いつの間にか、近くに別の鳥が来ていました。

細長い体に、細長い嘴。

ヒメウです。

 

 

 

頭部に光沢がありませんでした。

全体的に黒~褐色が強いです。

おそらくは、こちらも若鳥なのでしょう。

これ程近い距離で観察したのは初めてです。

潜る事なく、泳ぎ去っていきました。

 

 

 

他の場所に移動してみました。

普段、多くの釣り人が賑わう場所です。

さすがの強風に、釣り人は殆どいません。

 

1羽のウミネコが何かを啄んでいました。

車のままで近付き、カメラを向けます。

燈色や緑色の、乾燥した物体でした。

オキアミ等の釣り餌には見えません。

キャットフードでしょうか?

 

 

 

ハシボソガラスもやって来ました。

ウミネコを追い払って、頬張ります。

器用に、嘴の中に収めていました。

 

 

 

猫を見かける場所ではありません。

カモメやカラスの他、ハトは見かけます。

釣り人の誰かが、撒いたのかもしれません。

他にも、同じ物を撒いた場所がありました。



冬場の野鳥への餌なのかもしれませんが…

普段の生活への悪影響が無い事を願います。