11月26日に行なった探鳥のラストです。
福島潟の後、阿賀野市の瓢湖に立ち寄りました。
ここでは水鳥への餌やりが行われています。
カモ類が間近で観察出来る場所でもあります。
広い湖には、白鳥やカモ類が数多く居ました。
ただ、マガモやヒシクイは見かけません。
環境が合わないのでしょう。
何が合わないのかは分かりませんが。。。
オナガガモ♂が、優雅に泳いでいました。
個人的に、1番好きなカモです。
ハシビロガモのように水面採餌をしていました。
ハシビロガモに比べると、効率は悪そうです。
ここでは珍しいカモ類や交雑種を探しました。
注意深く観察すると、発見出来る事があります。
こちらは、カルガモ×マガモ。
通称マルガモです。
最もポピュラーな交雑種だと思います。
同じくマルガモの別個体です。
頭部に混じる緑色(マガモ♂の特徴)と嘴の黄色と黒色の模様(カルガモの特徴)が決め手でした。
ヒドリガモ×アメリカヒドリ(以下、アメヒ)。
目の後方に緑部分があるのはアメヒの特徴です。
ヒドリガモにも狭い緑部分がある個体もいますが…
嘴基部に黒斑があるのもアメヒの特徴です。
エクリプス→生殖羽へ換羽中のようでした。
こちらはヒドリガモ♀です。
目の周囲に白いアイリングのある個体でした。
同じような個体の目撃情報が複数あります。
部分白化とされますが…、興味深いです。
こちらはコガモ♂です。
顔面が換羽(幼羽→第1回生殖羽)の最中でした。
脇羽がV字状で、肩羽に白い縦斑が確認できます。
幼羽と判断しました。
瓢湖では、様々なカモを間近に観察出来ます。
交雑種や羽の様子を細部まで確認出来ました。
帰宅後は『日本のカモ識別図鑑』と睨めっこです。