鷹柱の中に(オジロワシ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月26日の事です。

新潟市の福島潟へ鳥見に行きました。

 

 

周辺でマガンやオオヒシクイを観察します。

福島潟ではケアシノスリを探すつもりでした。

昨冬に初めて出会ってからの、再会を狙います。

 

 

お昼頃の到着になりました。

観察小屋近辺の駐車場は満車です。

一旦諦めて、昼食にする事にしました。

近所で見つけたラーメン屋さんに入ります。

 

サイドメニューのネギ飯が絶品でした。

チャーシュー丼よりも罪悪感が少ないです^^;

 

 

 

ラーメン  ラーメン  ラーメン  ラーメン  ラーメン

 

 

昼食後に改めて向かうと、丁度1台分が空いてます。

有り難く、停めさせてもらいました。

 

 

3階建ての屋上から福島潟を望みます。

私以外のCMさんは1人だけでした。

早朝から居た方々は、帰ってしまったそうです。

雄大な景色ですが、変化に乏しい時が過ぎました。

 

 

 

突然、遠くの水鳥達が騒ぎ始めます。

マガモ、マガン、ヒシクイのようでした。

肉眼だと羽虫の集団に見えてしまいます。

 

 

 

傍に居たCMさんが教えてくれました。

「オジロワシが飛んだからですよ」

 

視線の先、遠くに小さな鳥の影を見つけます。

よく見ると、鷹柱を形成していました。

尾羽が特徴的なトビ。

丸っこいフォルムのノスリ。

そして、翼が広くて大きい1羽がいます。

それがオジロワシでした。

 

 

 

可能な範囲で拡大してみました。

詳細ではないですが、証拠写真くらいには…

 

 

 

頑張って見ると、尾羽の先端が白いです。

初めて見る猛禽のため、興奮しました。

しばらく旋回していましたが、飛び去ります。

後に知りますが、前日に2羽が飛来したのだとか。

偶然にも観察出来て、幸運でした。

短い出会いでしたが、嬉しかったです。

 

 

周辺も散策してみました。

キジやツグミ、キジバトを見つけます。

木の実に群がる野鳥もいました。

 

 

警戒心の強かった、シメ。

なかなか葉陰から出て来てくれません。

 

 

茂みから飛び出してくれた、カシラダカ。

地鳴きだけはよく耳にしていました。

 

 

遠くに猛禽の姿が…、チュウヒのようです。

低空で葦原の上を舞っていました。

 

 

曇り空でしたが、比較的天候に恵まれました。

プチ遠征でしたが、色々と詰め込み過ぎて…

目的のケアシノスリの事を忘れてしまいました。

 

 

不意な出逢いがあるため、探鳥は楽しいです。