純血種か交雑種か(メジロガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月24日の事です。

水鳥観察のため、市内の池に行きました。

 

オオハクチョウ

コハクチョウ

カルガモ

マガモ

コガモ

キンクロハジロ

ホシハジロ

オオバン

 

お馴染みの水鳥達を見つける事が出来ました。

ホシハジロに交じり、見慣れぬカモを見つけます。

全体的に赤茶色で、目が白いカモでした。

メジロガモです。

 

 

 

以前から、知識としてはありました。

稀な野鳥ですが、近年は観察例が増えています。

今月号の『BIRDER』でも特集されていました。

私にとっては初めての野鳥(ライファー)です。

 

 

メジロガモは潜水採餌ガモです。

潜水の瞬間に腹部を観察出来ました。

これが、後で識別する際に役立ちます。

 

 

 

横に並んだホシハジロと、大きさを比べました。

メジロガモとは対照的に真っ赤な目です。

メアカガモ、又はアカメガモと呼べそうです。

 

 

 

こちらはホシハジロの♂と♀です。

 

 

 

改めて、こちらがメジロガモです。

 

 

 

近似種同士だと交雑種が生まれ易いのだとか。

ホシハジロやアカハジロがそれにあたります。

観察中、様々な部位を確認しました。

 

 

分かりやすい識別点は目(虹彩)でした。

嘴の模様、頭部の色、腹部の模様も注目です。

交雑種の可能性もあるかもしれません。

ホシハジロ×メジロガモが鑑別候補かも…

 

見返すうちに、何だか分からなくなってきました。

今日も『日本のカモ識別図鑑』と睨めっこです。