黄色、発つ(オオハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月22日の事です。

出勤前に、市内で探鳥をしました。 



大きな池のある自然公園に立ち寄ります。

気温は低く、少し霧が立っていました。

静かな園内に、小さな鳴き声が響きます。

姿を見せてくれたのはホオジロでした。

カラタチの枝に、器用に止まります。

 

 


ガサガサと池の畔が動きました。

隠れていたのはダイサギです。

全身を現す前に、飛び去ってしまいました。




水辺から賑やかな声が聴こえます。

池にはマガモやカルガモがいました。

紅葉の影響で、水面が黄色く染まります。

マガモ♂が滑(すべ)らかに泳いでいました。

 

 


ハクチョウの姿もありました。

嘴の黄色い部分が広い、オオハクチョウです。

 



皆、思い思いに過ごしていました。

早朝は人が少ないため、水鳥達も寛いでいます。

羽繕いで抜けた羽根が、無数に浮いていました。




白鳥だと羽ばたきにも勢いがあります。

餌を探しに行く前の準備体操でしょうか?

水面から飛び発つを待ちます。

 

 


…ですが、私は仕事前でした。

先にその場を発つのは、私です。

ハクチョウの飛び立ちは、またの機会に。。。