たくわえる(ヤマガラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月中旬、公園を散策しました。



今年は、県内のブナの実が不作らしいです。

冬眠前のクマが、餌の確保に困窮して…

山里に下りてくる件数が増えているとか。



私のよく訪れる公園は 、山から距離があります。

公園内の木の実は、よく実っているようですが…

素人目なので、詳細はわかりません。

場所によっても違いがあるのでしょう。 

ヒトとクマとが上手に暮らせると良いのですが…

 



公園内は、普段と変わらぬ様子でした。

紅葉前のモミジの木に、イカルを見つけます。

冬、固い実を食べる姿を見たことがありました。

この時期の実の方が青くて柔らかいです。

やはり、食べやすいのでしょうか。

 



ミズキの木の傍に、ヒヨドリを見つけます。

ミズキの実は、だいぶ数が減っていました。

様々な野鳥が、美味しく頂いたのでしょう。

まだ残っている実を探しているようでした。

 

 


遊歩道の斜面に、ヤマガラを見つけます。

何やら、地面に頭を突っ込んでいました。

冬に備えた、貯食行動です。

 

 


埋めた場所を、苔で隠しているようです。

あえて斜面を選んでいるのでしょう。

大雪が降っても、この場所は露出します。

探し易いように、よく考えられています。




冬に備えて、秋の実りをたくわえます。

クマは皮下(脂肪)に蓄えて。

ヤマガラは地下に貯えて。