9月9日の事です。
夕方、市内の海岸を散策しました。
当地方でのシギチのピークは過ぎたようです。
徐々に見かける種類が減ってきました。
それでも、数が多いのはメダイチドリとトウネンです。
この日、メダイチドリを3羽見つけました。
大きく羽を伸ばします。
じきに長い旅に出発しなければなりません。
それまでの間、ゆっくりと休んで欲しいです。
刺激しないように注意しながら観察しました。
水辺で過ごす個体もいました。
奥で水浴びをしているのはトウネンです。
シギチはいつも仲良しでした。
防波堤にはチュウシャクシギを見つけます。
「ピピピピピピーッ」と鳴いていました。
静かな夕暮れ時の浜辺には、大きく響きます。
その傍に、キアシシギ幼鳥も見つけました。
まだ胸部に横斑がなく、羽には白斑があります。
チュウシャクシギとは対照的に、静かに佇んでいました。
最後はササゴイです。
陽が海面に落ちる直前でした。
周囲が赤く染まる中、ポーズをとります。
近頃、暇を見つけては鳥見に行っています。
山では、鷹の渡りの観察を。
公園では、去りゆく夏鳥の観察を。
海では、シギチの観察を。
秋ならではの野鳥観察を楽しんでいます。
【この日に出会ったシギチ】
イソシギ1
メダイチドリ3
トウネン2
チュウシャクシギ1
キアシシギ1