臨時レストラン(メジロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月も中旬を迎えた頃の事です。

市内の自然公園へ、早朝散策に繰り出しました。

 

 

この日もコナラの樹液に昆虫たちが群がります。

カナブンの他に、見慣れぬクワガタがいました。

先日見つけたコクワガタ♂よりも大きく見えます。

顎の形からヒラタクワガタかも、と考えました。

実際に手にとって眺めると確実なのですが… 

そっとしておき、散策を続けます。

 

 

 

地面で吸水している黒いアゲハを見つけます。

クロアゲハだと思いますが…、自信はありません。

後ろを歩く親子連れも、黒いアゲハに気付きます。

「すごく綺麗だね!」

本当に、その通りだと思います。

 

 

 

林の辺縁ではアカメガシワが咲いていました。

実が生る10月頃には、野鳥で賑わいます。

 

 

 

7月現在、野鳥で賑わうのは別の木でした。

メジロとヒヨドリが頻繁にやってきます。

木の種類は分かりませんが…

先日見つけたヤマウコギに似ていました。

 

 

 

全ての実を食べ尽くす勢いではありませんが…

この時期にしては人気がありました。

さながら、野鳥達の臨時レストランです。

 

 

 

散策中、大きな昆虫を見つけました。

白い斑点のある、瑠璃色のカミキリムシです。

 

 

 

調べてみるとゴマダラカミキリでした。

名前に聞き覚えはありますが見たのは初めてかも。

カミキリムシには茶色いイメージがありました。

意外だった事もあり、綺麗と感じます。

 

 

この日は、野鳥よりも昆虫をよく見つけました。

どれも珍しい種類ではないのですが…

普通に目に出来る事が有難いです。