意外に大きい口(ブッポウソウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月2日の事です。

松之山を散策しました。

ブッポウソウにも会いに行きます。

 

 

観察場所には、看板が立っていました。

観察時の注意事項が書かれています。

既に数人がカメラを構えていました。

その傍に、お邪魔させてもらいます。

 

 

皆のカメラの先を確認すると…

電線に止まるブッポウソウを見つけました。

 

 

 

好条件なのか、今までで最も鮮やかに撮れました。

背景が緑色なのも、目に優しいです。

 

 

ブッポウソウは活動的でした。

電線から飛び立ちます。

周囲を軽く回った後、樹の陰に消えました。

毎回、嘴には昆虫を咥えています。

雛鳥たちに餌を運んでいるようでした。

 

 

 

私なりに、満足できる写真が撮れました。

ただ、他の方が撮った写真を拝見すると…

あまりの素晴らしさに、見劣りしてしまいます。

狙うポイントや設定など、勉強になりました。

 

 

 

2羽のブッポウソウが子育てをしていました。

ですが、時折3羽目らしき個体も姿を現します。

「ヘルパーのような立ち位置なのかも」

様々な意見を述べ合うのも、楽しかったです。

 

 

 

まだ梅雨の時期ですが、日中は暑いです。

放熱のためか、時々口を開けていました。

ブッポウソウの口は意外に大きいです。

飛びながら餌を獲るため、その方が便利なのかも。

ヨダカに似ていると感じました。

 

 

 

お昼時、パッタリと姿が見えなくなります。

お腹も空いたので、撤収する事にしました。

帰り際、ブッポウソウの巣を撮影します。

樹洞らしき2つの穴がありました。

 

 

 

傍に巣箱もありましたが、樹洞を選んだようです。

キツツキが空けた穴のようでした。

 

 

繁殖に適した巣穴と、近くに採餌ができる狩場。

この2つが重要なのかもしれません。