遠距離で(シロチドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月中旬、市内の浜辺を散策しました。

この頃は、天気の悪い日が多いです。



頭上をミサゴが通過しました。

以前程ではないですが、よく見かけます。

時に滞空しながら、獲物を探していました。

市内の何処で営巣しているはずです。




ヒバリも久し振りに囀っていました。

曇り空の下でも、澄んだ鳴き声です。

 

 


水溜まりの傍で、動き回る鳥がいました。

ハクセキレイの幼鳥です。

濁った水面が、曇りガラスのようでした。

 

 

 

その近くに、シロチドリを見つけます。

2羽が足早に移動していました。 

他の散歩者も警戒しつつ、位置を変えます。


 


かなり遠い場所で、不思議な動きを始めました。

双眼鏡を用いないと分からない距離です。

翼を広げて、ヨチヨチと歩きます。


 


擬傷行動のようです。

周囲を確認しますが、巣はありません。

ただ、離れた場所に幼鳥が3羽いました。

成鳥程に大きく育っていましたが…

幼鳥を守るための行動だったのでしょう。


 


それにしては、遠距離での擬傷行動です。

視力の悪い私には、あまり効果はないですし…

欲を言えば、もっと傍で観察したかったです。



小雨が降り始めたので、撤退しました。

短時間の散策でも、何かしらの発見があります。