幼鳥の砂浴び(ヒバリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月26日の事です。

早朝、市内の海岸を散策しました。

 

 

いつものヒバリを見かけました。

必ずと言って良い程、ヒバリを見つけます。

 

 

 

普段は1羽か2羽で過ごしていますが…

この日は、3羽で過ごしていました。

歩く姿が、どうもぎこちない様子です。

今年生まれて、巣立った幼鳥達のようでした。

 

 

 

散歩者から逃げる様子も危なっかしいです。

心配になり、離れた場所から観察していました。

すると、ふいに階段の一画で留まります。

 

 

 

階段の隅に出来た砂地に屈みました。

スズメでよく見かける行動です。

ヒバリの砂浴びでした。

 

 

 

気持ち良さそうに、体を擦り付けていました。

閉じた目が、ヒバリの気持ちを表しています。

 

 

 

砂埃を立てる姿も。。。

嘴から「あ゛~~」という声が漏れていそうです。

 

 

 

あっというまの出来事でした。

時間にして、10秒程です。

ヒバリの砂浴びは、初めて見ました。

スズメやヒバリの他、キジ等も行うそうです。

 

 

同じ「○浴び」に「蟻浴(ギヨク)」があります。

アリを擦り付ける行為の事ですが…

こちらの行動を観察したことはありません。

カラスやムクドリで観察できるそうです。

 

野鳥の行動は、とても興味深いです。