田圃に大群が(ムナグロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月も終わろうとする頃の事です。

知人に誘われ、ゴルフ大会に参加しました。

久し振りのプレーの上、練習無しでの参加です。

暇があれば、野鳥散策をしていたので…

非常に良い天気で、楽しくプレーできました。

が、この日は気になる事がありました。

 

 

ゴルフ場に向かう途中の事です。

水が張られた田圃で、たくさんの鳥を見つけました。

逆光でしたが、カラスよりも小さい鳥です。

淡水に群れるシギチに違いないと確信しました。

ただ、カメラを取りに戻る時間もありません。

泣く泣く、ゴルフ場に向かいました。

 

 

そんな浮気心でのゴルフ大会でしたが…

150人以上の参加者の中で10位に入賞します。

ハーフ集計ハンディありでの結果ですが、十分でした。

 

 

気分も良く、帰宅の途に就きます。

帰り道、田圃にはまだ鳥の姿がありました。

日没までには、もう少し時間があります。

急いでカメラを取りに戻りました。

 

 

かなりの数が草地に潜んでいるようです。

特徴的な姿を見て、すぐに判別が出来ました。

ムナグロです。

 

 

 

畦道には入らないように、歩道から撮影しました。

座って見守っていると、次々と目の前の田圃に飛んで来ます。

全身をハッキリと確認する事が出来ました。

 

 

 

夏羽の個体から換羽中の個体まで、様々でした。

これほどの数のムナグロを見るのは初めてです。

 

 

 

泥の中からミミズを探していました。。

この田圃には、餌が豊富のようです。

張られた水の量も、丁度良いのかもしれません。

 

 

 

こちらは、まだ冬羽成分が強いようです。

見ようによっては、全く別の種に見えました。

 

 

 

何度か、一斉に飛び立つシーンもありました。

数羽のハマシギ(夏羽)も混じっています。

大雑把に数えて、100羽以上いました。

 

 

 

飛び立ちますが、再び同じ場所に戻って来ます。

余程、この田圃が気に入っているのでしょう。

翌日も様子を見に行くと、同じ場所に群れていました。

 

 

田植え前の、短い期間だけなのかもしれません。

地元でシギチの大群に出会えました。