団子は好きですか?(エナガ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

唐突ですが、私は甘い物が好きです。

一応、カロリーは気にしていますが。。。

40代になり、好みが変わりました。

洋菓子よりも、和菓子を選ぶようになります。

つぶ餡の団子なんかは、好物の1つです。

団子つながりの話でした。

 

 

先日、市外の自然公園を散策しました。

市内では、なかなかオオルリを見かけません。

車で1時間以内の場所へ、プチ遠征します。

目的はオオルリですが、別の出会いもありました。 



公園内を散策中、頭上が賑やかになります。

双眼鏡で確認すると、理由がわかりました。

エナガの幼鳥たちが群れています。

『エナガ団子』でした。

 

 

 

高くて、暗くて、逆光で。

撮影条件は良くはありません。

それでも、エナガ団子を初めて見ました。

8~9羽の兄弟のようです。

 

 

 

時折、親鳥が餌を運んで来ます。

幼鳥たちは皆、口を大きく開けてアピールします。

運良く餌を貰えた幼鳥も、再び催促していました。

 

 

 

2羽の親鳥がセッセと餌を運んでいました。

親以外のヘルパーが手伝う事もあるようです。

傍から見ていると、親鳥との違いは分かりません。

 

 

 

待ちきれない幼鳥が、団子から離れました。

他の兄弟よりも先に、親鳥から餌を貰うためです。

観察中に、徐々に団子状態が瓦解していきました。

 

 

 

親鳥も順番に給餌は出来ないのでしょう。

公平に餌を貰えないため、「我先に」となります。

兄弟間でも生存競争は激しいのでしょうね。

団子の兄弟は、仲良しだけではいられません。