白っぽくて、真ん丸な(コサメビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

ゴールデンウィークも半分を過ぎました。

観光地は大勢の人で賑わっている事でしょう。

私も野鳥散策に勤しんでいます。

 

 

2週間ほど前になる、4月23日の事です。

大型連休前の戸隠の様子を見に行く事にしました。

今年こそコルリを撮りたいと、下見のつもりです。

 

 

早朝の渓流で、カワガラスを見つけます。

水の中から、川虫を捕まえたようでした。

少し離れていましたが、久し振りの出会いです。

愛想もなく、飛び去ってしまいましたが。。。

 

 

 

森林植物園の駐車場は空いていました。

本格的なピーク時は、いつも満車状態です。

シーズン前だからでしょうか。

おかげで、ゆっくりと散策できました。

 

 

まず見かけたのは、キセキレイでした。

この時期の♂は喉元が黒いのが特徴です。

♀と共に、水際で仲良く過ごしていました。

 

 

 

シジュウカラが傍に来ました。

「私も撮って」とばかりに、留まります。

ネクタイが太いので、こちらも♂でしょう。

 

 

 

今季初の小鳥もいました。

コサメビタキです。

目先が白く、嘴の基部が黄色いのが特徴です。

 

 

 

2羽が目の前でポーズをとってくれました。

白っぽくて、真ん丸くて、とても可愛いです

春ですが、戸隠の早朝の気温は7℃程でした。

羽を膨らませて暖をとる必要があるのでしょう。

 

 

 

到着早々の嬉しい出会いでしたが、その後は姿を見ません。

この日、1度きりの出会いでした。

 

 

ニュウナイスズメの姿もありました。

♂の明るい茶色の頭部が綺麗です。

 

 

 

同じ場所にずっと留まっているなと思っていると…

近くにニュウナイスズメの♀がいました。

しかも、木の穴から出て来ます。

 

 

 

この穴を巣と決めたのかもしれません。

木屑などを外にして、掃除をしていました。

 

基本的に、ニュウナイスズメは自ら巣を掘りません。

樹洞や他の鳥の巣を利用するそうです。

コゲラの巣を横取りするのを見た事がありました。

 

 

キツツキ類は他の生物にとっても重要な役割を担います。

この日、別の鳥もそんなコゲラの穴を利用していました。

 

次回に続きます。