3月中旬の事です。
海岸付近の葦原で探鳥しました。
よく見かけるのは、ツグミとホオジロです。
遠くに、小鳥を1羽だけ見つけました。
ファインダー越しに、赤い頬を確認します。
ホオアカでした。
市内でホオアカを見たのは初めてです。
ハッキリとした姿を確認したいのですが…
警戒心が強くて、なかなか出てきてくれません。
葦に隠れて、地面に伏せていました。
しばらく待つと、出てきましたが…
枝被りならぬ、葦被り状態に。
海風も強いので、なかなか止まってくれません。
最後は、風に乗るように飛び去りました。
冬季は平野部で越冬するそうです。
立ち寄っただけなのかもしれませんが、地元にも来ていた事がわかりました。
海を眺めていると、堤防に赤くて青い鳥が。
イソヒヨドリ♂です。
春先には、綺麗な囀りを聴かせてくれますが…
この日は、静かに佇んでいました。
帰り道、駐車場そばで猫に会いました。
野良猫が少ない地域なので、珍しい事です。
地面に伏せて、警戒している様子でした。
今にも、飛び出していきそうな体勢です。
刺激しないように、距離を保って横切りました。
後に振り返ると、既に姿はありません。
幻でも見たかのような気分です。
写真を見返すと、綺麗な三毛猫です。
恐らくは、近所の飼い猫でしょう。
冬、猫が車の下で暖をとると聞いた事があります。
念のため、車の下を確認してから乗り込みました。
『猫バンバン』という対処方法もあるそうです。
ドアの開閉音だけでも十分かもしれませんが。
地域や季節によりますが、注意したい事です。