ゴミをめぐって(ウミネコ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月下旬、市内の海岸を散策しました。

波の穏やかな日の事です。

普段は浅瀬にいるカモ達は、沖合にいました。

遠目には、ヒドリガモだけのようです。

 

 

防波堤の傍に、カモメ達が群れていました。

大きく回り込み、観察する事にします。

 

 

殆どがウミネコだと思いました。

が、セグロカモメも混じります。

大きさ、足の色、嘴の先端などで見分けました。

灰色の若鳥については…、お手上げですが^^;

 

 

 

時折、別の群れが飛来しました。

下の画像にウミネコに混じって異なる種がいます。

真ん中の下にオオセグロカモメ。

      (赤い足、濃い色の翼)

真ん中の左上に、カモメ。

      (黄色い足、嘴全部が黄色い)

 

 

 

ウミネコ同士で騒いでいる姿もありました。

ゴム製のゴミをめぐって争っているようです。

流木や育苗ポットなども奪い合っていました。

遊んでいるのか、狩りの練習なのか…

 

 

 

後から来た釣り人の2人に驚いて、飛び立ちます。

後ろ姿だけでも、ウミネコだけは分かりました。

白い尾羽に、黒い帯状斑があるのが特徴です。

 

 

 

カモメ達の去った後を歩きました。

足跡の他に、白い羽や糞が残ります。

何をしていたのかを想像するのも面白いです。

 

 

 

 

かに座  かに座  かに座  かに座  かに座  かに座

 

 

~おまけ~

 

 

帰り道、2羽のカラスが争っていました。

上空に逃げたカラスから、何かが落ちます。

モクズガニでした。

弱っていますが、まだ微かに動いています。

 

 

 

周囲の砂浜にはカニの残骸が残っていました。

カニは野鳥にとって大切な食糧です。

カラスの他に、カモメも食べていました。

カモメが多いのは、海が豊かな証拠です。