今年は当たり年?(ベニマシコ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月上旬、遠征をしました。

目的地は渡良瀬遊水地です。

先日の火事のニュースで気になっていました。

因みに、訪問は初めての探鳥地です。

 

 

朝早くに自宅を立ち、 高速道路を利用しました。

渡良瀬遊水地は9時半〜16時が利用時間です。

後に私の勘違いが発覚しますが、別の話で…

一泊二日で、野鳥を探し回る予定でした。

 

 

運転時間は4時間ほどです。

途中、車の前を黒猫が横切るアクシデントが!

双方無事でしたが、ヒヤッとしました。

思わず、不運の予兆を意識してしまいます。

 

 

渡良瀬遊水地に到着。

まず、その広さに圧倒されました。

北側から入場しますが、焼け野原が痛々しいです。

それでも、上空にはトビやカラスが飛び交っていました。

 

 

 

「カタカタ…」と特徴的な音が聴こえます。

コウノトリのクラッタリングでした。

新潟県で出会って以来の、一年振りの出会いです。

すぐに飛び去りますが、何度も見かけました。

複数のカップルが巣作りに精を出していたようです。

 

 

 

中央駐車場に車を止め、周囲の葦原を散策しました。

…雪のない地面は、とても歩き易かったです。

念のために長靴を持参しましたが、無用でした。

 

 

スズメ、ホオジロ、シメなどを見つけます。

割とシメとの遭遇回数が多かった気がしました。

アキニレの実を好んで食べていたようです。

 

 

 

この葦原では、ベニマシコ♂にも出会いました。

開けた場所で、枯れた雑草の実を啄みます。

2~3羽ですが、頻繁に隠れてしまいました。

枝葉に隠れ、なかなか全身を出してくれません。

 

 

 

この日、一番鮮明に撮れたのは後ろ姿でした。

 

 

 

赤色が強いのがベニマシコ♂の特徴です。

本州では冬鳥ですが、北海道では夏鳥だそうです。

夏羽は、もっと赤味が強いのだとか…

 

 

 

今年はベニマシコをよく見かけます。

個人的には、当たり年だと思っていますが…

散策場所や時期が偏っているのかもしれません。

 

 

渡良瀬遊水地では、目的とする野鳥がいます。

二日をかけて、出会えればよいのですが…

散策記録は、しばらく続きます。