白と黒(セグロカモメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月11日、出雲崎町の海岸を散策しました。

夕方頃なので、浜辺は傾いた陽に照らされています。

 

 

テトラポッドに、ウミネコが群れていました。

画像には写っていませんが、1羽だけセグロカモメが混じります。

 

 

 

観光施設が近いせいか、割と人慣れしていました。

もしかすると、餌を貰っているのかもしれません。

浜辺のウミネコに近付きますが、逃げる素振りはない様子。

海に流れ込む小川の水を飲んでいました。

 

 

 

離れた場所では、若鳥がカラスと争っていました。

この若鳥はウミネコではなく、セグロカモメのようです。

打ち上げられたアカエイを巡る攻防の様でした。

 

 

 

白1vs.黒3です。

カモメは翼を広げてカラス達を威嚇していました。

セグロカモメ(61㎝)は、ハシボソカラス(50㎝)よりも大きいです。

ウミネコ(46㎝)だと、こうはいかなかったでしょう。

 

 

 

しばらくの後、カラス達は諦めて飛び去りました。

満足げな若鳥は、ゆっくりとアカエイをつつきます。

ただ、目の周りを齧っただけで飛び去りました。

皮が厚いので、食べるには不向きだったのだと思います。

 

 

 

逃げたカラスたちは、少し離れた場所に居ました。

3羽で、何かを啄んでいます。

今度は打ち上げられた魚を見つけたようでした。

 

 

 

原型を留めていないので、魚の種類は分かりません。

ただ、先程のアカエイとは異なり、食べやすそうです。

仲良く(?)つついていました。