鳴き声、赤い実(シロハラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月10日の事です。

出勤前に、自然公園を散策しました。

この頃は日の出が遅いため、朝の散策時間が十分に取れません。

それでも、30分程ですが園内をざっと見て回ります。

 

 

園内の枯れ枝に、鳥のシルエットを見つけます。

逆光気味ですが、エゾビタキであることが分かりました。

まだ残っていてくれたみたいです。

この日、1羽だけ確認できました。

 

 

 

賑やかに空を飛び回っていた小鳥達もいました。

カワラヒワです。

カワラヒワは、3~4羽ずつの小集団で行動していました。

モミの木やサクラの木の高い部分で群れています。

細かく動きますが、飛び立ち遅れた1羽を撮影できました。

 

 

 

散策中、林の中からツグミ類の鳴き声がしました。

「ドゥッ、ドゥッ、ドゥッ」「ビッビッビッ」

うまく表現できませんが、私にはこう聴こえます。

 

息を殺して木々の中を覗き込むと…

シロハラがいました。


 

 

今季初見です。

暗い場所かつ枝被りの1枚でした。

此方を警戒しながら、赤い実(シロダモ?)を食べています。

しばらく前から、鳴き声だけは聴こえていました。

シロハラが来ると、この公園にも冬が来たのだと感じます。

 

 

30分はあっという間でした。

天気が良い休日だと、ゆっくりと散策できます。

ただ、最近は休みの朝は自宅でゆっくりしたくて…

その誘惑に負けてしまいます。