先日の事です。
小春日和の中、自然公園で野鳥散策をしました。
歩いていると、目の前を少し大きめのチョウが横切ります。
目で追いかけると、近い場所に降りてきました。
ツマグロヒョウモンの♀です。
昨年、ツマグロヒョウモンだと思ったら、別のチョウだった事がありました。
今回こそ、ツマグロヒョウモンだと思います。
昨年、間違えてしまったヒメアカタテハ(2022年9月)。
花もない場所なので、何をしているのか眺めていると…
どうやら地表の植物に産卵しているようでした。
背の低い植物に産み付けているため、土の中に産卵しているように見えます。
調べてみると、パンジーなどのスミレ科の植物を食草とするそうです。
この地表の植物は、スミレなのかもしれません。
こんな地面すれすれの植物に産卵するとは、意外でした。
なおも散策していると、今度は緑色の昆虫が目の前を横切ります。
バッタとは少し異なる姿でした。
葉っぱにとまった姿は、キリギリスっぽい昆虫です。
調べてみると、クツワムシやクダマキモドキ等の種類があるようでした。
私が見る限りでは、違いが分かりません…
野鳥でいうと、カモメ並みに難しいと感じました。
公園内の山道にも入ります。
山道の脇に植わっていたヒサカキで何かが動きました。
ヒヨドリがヒサカキの実を啄んでいたようです。
この時期、メジロ等もよく食べに来ます。
今度は、頭上で動きがありました。
背の高いカラスザンショウの木に、何かが来ています。
カメラで観察すると、マミチャジナイっぽい鳥でした。
こちらに気付いて飛び去ります。
近くのモミの木に止まりました。
やはり、マミチャジナイの♂のようです。
今季、地元での初確認のツグミ類でした。
あまり訪れない場所でも、思わぬ出会いがありました。
野鳥だけではなく、植物や昆虫も気になります。
この日は、「野鳥散策」ではなく「自然散策」を楽しみました。