赤い実、黒い実(マミチャジナイ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月29日、戸隠に探鳥に行きました。

2週間ぶりの訪問です。

今年はツルマサキの実の生りが悪いようでした。

ムギマキの数も少なかったとの事です。

それでも、秋の戸隠は楽しい場所でした。

 

 

ツルマサキの傍で待ちますが、やはりムギマキの姿はありません。

代わりにコゲラを沢山見かけました。

時折、キビタキ♂も現れます。

 

 

そんな中、嬉しい出会いがありました。

マミチャジナイ♂です。

 

 

 

他の野鳥と同じく、美味しそうに赤い実を食べていました。

この1羽だけなのか、♀の姿は見当たりません。

ムギマキを探す間、たまに現れては退屈しのぎになってくれました。

 

 

 

傍にあるキハダの木にも止まります。

実が生るのは高い位置なので、首が痛くなります。

 

 

 

ツルマサキと同様、美味しそうに黒い実を食べます。

実りの秋を、堪能していました。

 

 

 

マミチャジナイ♂は、キハダを気に入っているようです。

近くの松の木に隠れながら、何度もやって来ました。

 

 

 

マミチャジナイは、地元でも出会う事が少ない野鳥です。

ムギマキと同様、秋の戸隠探鳥での目的の1つでした。

今後はキハダの生えている場所も覚えておくと良いかもしれません。

 

 

 

マミチャジナイに混じって、アカハラ♂も見つけます。

枝に被りながらでしたが、1枚だけ撮れました。

目の周囲に白い部分がないので、判別できます。

ただ、部分的に見るとマミチャジナイ♂と非常に似ていました。

 

 

 

今回の探鳥記録は、計4回に分けて紹介予定です。