賑やかな鳴き声(ミソサザイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月29日、戸隠を散策しました(投稿3回目)。

落葉の進む森林には、様々な小鳥が潜んでいます。

 

 

クマザサの中で地鳴きしていたウグイスです。

近くで鳴いていたので、しばらく待つと木の枝に出てきました。

それでも、あっという間に移動してしまいます。

 

 

 

たまに、エナガの群れにも出会いました。

あまり近くに来てくれなかったので、撮るのに苦労します。

餌を捕っていたのか、樹皮を突いていました。

 

 

 

木道を歩いていると、かなり賑やかな鳴き声を聴きました。

鳴き声の主を探すと、想像よりも小さい姿です。

ミソサザイでした。

 

 

 

木道の周囲を飛び回ります。

下方に何か気になる物があるのか、しきりに眺めていました。

ピョンと立つ尾羽が可愛らしいです。

 

 

 

ミソサザイは、春から夏にかけてよく見かけました。

森林の中で一番大きな声で囀る野鳥だと思います。

秋の散策の時は、すっかりその存在を忘れていました。

 

 

 

ちょこまかと動きますが、たまに静止してくれます。

観察時間は5分程でした。

茶色い羽に、細かい模様が美しいです。

 

 

 

野鳥図鑑には、ミソサザイは漂鳥または留鳥とあります。

戸隠は冬には雪に閉ざされるので、そろそろ平地へ移動するはずです。

小さくて可愛いこの小鳥には、地元でも出会う事もありました。

訪れる鳥、去りゆく鳥、それぞれです。