隠れやすく、止まりやすい木に(イカル) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月30日の事です。

朝の公園散策に出かけました。

 

 

この日は、園内に騒々しい程に鳥の声が響いていました。

声の主はプラタナスの木に隠れていましたが、かなりの数のようです。

イカルの群れでした。

 

 

大きく黄色い嘴に、滑らかな体が特徴です。

大きな葉に隠れて、何羽が潜んでいるのかは分かりません。

 

 

…少し話が脱線しますが。

チョコボールの『キョロちゃん』のモチーフはイカルだと、個人的に考えています。

昔、銀のエンゼルマークを5つ集めた事がありました。

おもちゃの缶詰を貰ったのは良い思い出です。

 

 

陽の差す枝に、仲良く止まっている2羽も見つけました。

嘴の中にあるのは、何かの種子かもしれません。

 

 

 

黄色い嘴に注目しがちですが、赤い目(虹彩)も鮮やかでした。

ビー玉の様に、綺麗に光っています。

 

 

 

他にも撮影しやすそうな個体を探していると、1羽のハシボソガラスがやってきました。

それを嫌ってか、20羽以上が逃げてしまいます。

それでも、数羽だけ葉の中に隠れているのを見つけました。

イカルは、本当にこの場所(プラタナスの木)が好きみたいです。

 

 

 

観察していて気付いたのですが、このプラタナスの木の周囲に松の木があります。

その松の木にも何羽かが止まっているようでした。

もしかすると、松の実を食べに来ていたのかもしれないと考えます。

以前、イスカの群れもこのプラタナスの木で見かけた事がありました。

隠れやすく、止まりやすい木として人気なのかもしれません。