若瑠璃との出会い(オオルリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内の自然公園での散策の続きです。

久し振りの公園では、アカメガシワやエノキが実をつけていました。

そんな木々の周囲は、秋の実りを求める野鳥で賑わいます。

 

 

 

その中でも、目を惹いた小鳥がいました。

オオルリです。

 

 

 

初夏に見かけて以来の出会いでした。

翼だけが青味がかっている、オオルリ若♂です。

 

 

 

この個体は、嘴の基部にまだ黄色味が残っていました。

オオルリ♂は、およそ2年をかけて瑠璃色の美しい成鳥になります。

 

 

 

木の葉の中に隠れるように過ごしていました。

正面から見上げると、胸部は淡い灰色です。

 

 

 

同じ場所で観察を続けていると、オオルリ♀らしき姿も見つけました。

嘴の基部が黄色いので、こちらも若鳥なのだと思います。

 

 

 

夏の終わりに、嬉しい出会いでした。

他にも、コサメビタキやサンショウクイも見つけました。

最近は海岸散策が中心でしたが、自然公園も放っておけません。