水草の上に立つ(ヨシゴイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週末、新潟県三条市まで行きました。

目的は、もちろん野鳥散策です。

 

 

以前から訪れてみたい場所がありました。

それは八木鼻という場所です。

地元では景勝地として有名で、切り立った崖です。

 

 

 

この崖は、ハヤブサの繁殖地として有名です。

もちろん、営巣時期は過ぎていたのでハヤブサはいませんでした。

最近でも営巣しているのかは不明ですが、いつかその時期にも訪れてみたいです。

 

 

 

崖の麓には、五十嵐川という、信濃川に流れ込む一級河川が流れています。

その五十嵐川を下流に進むと、五十嵐川遊水地があります。

大雨の際の水害対策のために造られた場所です。

冬季には、多くのハクチョウやカモ類で賑わう場所でもあります。

 

 

ダイサギ・アオサギ・コサギ・アマサギ・カルガモ・カイツブリ等を見つけました。

岸辺からは遠い場所でしたが、多くの姿が確認できます。

 

 

 

岸辺付近の水面には、ビッシリと水草が生えていました。

そんな水草の上で、動くものを見つけます。

 

 

 

ヨシゴイです。

水草の上をゆっくりと移動しながら、隙間から小魚を獲っていました。

瓢湖ではハスの茎に掴まりますが、五十嵐川遊水地では水草の上に立つようです。

 

 

 

水草の上ですが、地面に立っているようです。

他のサギ達とは離れて行動してました。

 

 

 

8月上旬、新潟県北部では大雨による被害が深刻でした。

遊水地などの水害対策が、被害を抑えるのに大切な役割を担っています。

もちろん、自然界の生物にとっても大切な場所です。