今年も幼鳥が(ササゴイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月16日、朝の海岸散策の続きです。

 

 

浜辺では、キョウジョシギの他にもトウネンが多数いました。

そんな集団の中に、たまにハクセキレイの幼鳥が混じります。

トウネンを追い回すなど、幼鳥ながら縄張り意識が強い様子でした。

 

 

 

いつものテトラポット地帯で、ササゴイを見つけました。

水面までは距離があったので、お休みの最中だったようです。

 

 

 

別の角度から撮影しようとしたら、近くの茂みからもう1羽が飛び出しました。

胸部に縦斑があるので、ササゴイの幼鳥です。

もしかすると親子なのかもしれません。

昨年も成鳥と幼鳥を見かけましたが、今年も繁殖していたようです。

 

 

 

同じ場所で、ササゴイよりも小さな野鳥を見つけました。

白い腹部と、上下によく動くお尻が特徴のイソシギです。

 

 

 

イソシギは留鳥ですが、市内では他のシギ類と同様に、春や秋に見かけやすいです。

単独から数羽で過ごしますが、この日は単体でした。

 

 

 

地元では、他のシギ類に比べて岩場に隠れていることが多い印象です。

存在に気付かず、歩いている時に飛ばしてしまう事が何度もありました。

良く出会う割に、しっかり観察するには個人的に難易度の高い鳥だと思っています。

 

 

このテトラポット地帯では、ササゴイとイソシギとカワセミをよく見かけます。

浜辺でシギチが見つからない時もありましたが、ここで「坊主」を免れていました。