羽虫を相手に奮闘中(ハクセキレイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月中旬の事です。

最近は、雨が降っていなければ朝の海岸散策を行なっています。

先日見つけたシギチの探索が目的です。

 

 

まず最初に、遠くにダイサギ(チュウダイサギ?)を見つけました。

 

 

この時、ダイサギの周囲に小さな野鳥を見つけますが、現場では何か分かりません。

「イソシギかな?」くらいの感覚でしたが、帰宅した後に確認してみると、ソリハシシギでした。

初見の野鳥さんになりますが、残念ながら紹介できるほど鮮明な画像ではありません。

今後の撮影に乞う御期待です。

 

 

尚も散策を続けていると、前方からゆっくりとミサゴが近付いてきました。

双眼鏡で観ていると、2度ほど海面に急降下しますが、狩りは失敗したようです。

先日の大雨の影響なのか、海面が濁っていました。

獲物の視認も大変なのかもしれません。

 

 

 

浜辺で激しく動く野鳥を見つけます。

期待してカメラを向けますが、…ハクセキレイの幼鳥でした。

小さな羽虫を追って、奮闘中です。

 

 

 

この時期、セキレイ類はシギチと誤認し易いので厄介です。

それでも、せっかく目の前に来てくれたハクセキレイなので、何枚かパシャリ。

獲物を追う動きが不規則で、面白かったです。

 

 

 

最終的には、何かを捕まえる事が出来たようでした。

幼鳥も、こうして経験を得て成長していくのでしょう。

 

 

 

河口を上流に少し向かったところで、カワセミを見つけました。

このカワセミ、何故か下方を気にしています。

しばらく動きを見守っていると、テトラポッドの陰からササゴイが出てきました。

少し離れていますが、思わぬツーショットです。

 

 

 

この日はシギチ目的の散策でしたが、シギチ以外の撮影が出来ました。

次回は、ソリハシシギを目的に散策をしたいと考えています。