市内の緑地にて(キジ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週末の事です。

ムクドリの群れに混じるコムクドリを探して、市内を散策しました。

よく見かけるムクドリですが、いざ探してみるとなかなか見つかりません。

海岸の傍にある野原で、別の野鳥を見つけました。

 

 

露出した地面に身を潜めていたため、動き出すまで気付きませんでした。

目元が艶っぽい、キジ♀です。

 

 

 

カメラを構えている間にも、どんどん遠ざかってしまいます。

普段は慌ただしく飛び去るのに、この日は歩いて野原の奥に消えました。

 

 

ゆっくりと歩いて去ったのには、理由がありました。

近くの草むらにキジの幼鳥が隠れていたからです。

 

 

親鳥を追いかけるように、歩いて去っていきました。

確認できたのは、親鳥と幼鳥の2羽のみでした。

 

 

以前、この場所で猛禽類やキツネなどを見かけた事がありました。

この付近は自然緑地として保護されています。

しかし、野原自体はそれほど広くはないので、幼鳥には厳しい生育環境のようです。