ようやく見つけた(キビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月22日、市内で朝の野鳥散策をしました。

 

 

市内の自然公園には、ブナやコナラ等の広葉樹が点在しています。

毎年、何本かの樹から樹液が出ているのを確認していました。

子供(♀)が小さい頃は、カブトムシやクワガタをよく観察に行ったものです。

数匹を自宅にて飼育した事もあります。

子供は大喜びでしたが、妻にはすこぶる不評でした。

「ゴキブリとの違いが判らない」との事です…^^;

 

 

この日、樹液に群がる昆虫の中に、コクワガタの♂を発見しました。

右上にはスズメバチ(大スズメバチ?)がいるため、接近し過ぎに注意です。

これからは、もっと色々な昆虫が集まってくるのでしょう。

この公園での散策における、野鳥以外の密かな楽しみになっています。

今年は未だカブトムシ類を見かけなかったので、ようやく見つけた、といった感じでした。

 

 

 

肝心の野鳥ですが、なかなか姿を確認する事ができませんでした。

それでも、キビタキ♀をようやく見つけます。

 

 

 

以前、同じ場所でキビタキ♀に出会いましたが、同じ個体なのかもしれません。

遠くからキビタキ♂の囀りが聴こえます。

この♀と番かもしれませんが、園内には数組のカップルが存在する様です。

しばらくしたら、幼鳥の姿も見る事が出来るかもしれません。

 

 

 

キビタキ♀は、嘴に羽アリのような昆虫を咥えていました。

周囲を飛び回り、直ぐに食べる様子はありません。

巣は見当たりませんが、雛鳥に給餌している最中なのかもしれません。

邪魔しないように、立ち去る事にしました。

 

 

この日、他にはめぼしい野鳥を見つける事ができませんでした。

その日にもよりますが、徐々に野鳥を見つけるのが難しくなってきた印象です。

そのうち、樹液に集まる昆虫だけを紹介する日があるかもしれないと、心配しています。