観察にはマナーを守って(アオゲラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月18日の事です。

新潟県十日町市松之山へ足を延ばしました。

「森の宝石」と呼ばれるブッポウソウを観察しに行くためです。

 

 

松之山地区は、温泉地として有名です。

そんな同地区では、巣箱の設置などのブッポウソウの保護活動を行っているそうです。

目的地の傍には、台数は少ないですが駐車スペースがありました。

到着早々、設置されていた看板を見つけます。

観察や撮影に際し、悪影響を与えないように注意しなければなりません。

 

 

 

早朝の訪問ですが、既に同じ目的の方が3人いました。

挨拶をすると、親切にも教えてくれます。

「5分程前に、電線に止まっていましたよ」

どうやら、少しだけ出遅れたようです。

 

あまり根気強く待つ方ではないのですが、せっかくなので待って見る事にしました。

周辺の道路を散策しながら、それらしき姿を探します。

 

 

遠い木の頂上に鳥影が・・・、ヒヨドリでした。

 

 

視界の端に動く物を見つけました。

アオゲラ♂です。

 

 

何をしていたのかは分かりませんが、鳴きもせずに長い時間、留まっていました。

早朝だったので、少しガスっぽい中での撮影です。

もう少し近付きたかったのですが、私有地である畑などに勝手に入ってはいけません。

遠くから、行動を観察するに留めました。

 

 

その他には、餌を咥えたキセキレイ♀を見つけました。

雛鳥に与えるためなのでしょう。

 

 

じつは、私はブッポウソウを見た事がありません。

待機中、「キョロロロロ~」とアカショウビンの声まで聞こえました。

今回のプチ遠征で、初めての野鳥との出会いを期待します。

(次回へ続く)