満足(ツバメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月上旬の事です。

普段はあまり行かない自然公園へ、プチ遠征しました。

 

 

慣れない場所なので、なかなか野鳥を見つけられません。

新緑の季節を過ぎたため、見つけ辛くなった事も関係していそうです。

 

 

上空にはツバメが飛んでいましたが、枯れ木に止まっているのを見つけました。

 

 

巣立ったツバメの幼鳥3羽(画像右上)と、親鳥(画像左下)です。

2羽の親鳥が、交互に幼鳥たちに餌を運んでいました。

 

 

器用にも、親鳥は飛びながら餌を与えます。

10分と開けずに次の餌を運んでいました。

親が2羽とはいえ、子の3羽の面倒を見るのも大変そうです。

 

 

 

大きな口で強請る子ツバメに、一生懸命に親ツバメが餌を運びます。

 

 

しかし、いつも上手に餌を受け渡せるわけではなさそうです。

偶然でしたが、餌(アブの仲間)を落としてしまった瞬間を目撃しました。

 

ツバメは飛びながら餌を捕らえるため、一度落とした餌は拾えないようでした。

子ツバメの顔が、いくらか悲しそうに見えます。

親ツバメは、新しい餌を探しに飛び去ってしまいました。

 

 

しばらくの後、今度こそ餌の受け渡しに成功しました。

 

 

ようやく御飯にありつけた、幼鳥の顔が満足気です。

ハッキリと撮影が出来て、私も満足でした。