囀り方、撮り方(ノジコ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月下旬に行な戸隠森林植物園での野鳥散策の続きです(3回目)。

この日の園内でも、恒例の野鳥の囀りが聴こえました。

ミソサザイです。

 

 

 

 

倒木の上で、力いっぱいに囀っていました。

小さい体に似合わない、大きな声量です。

 

 

四方に向けて、何度も歌い続けてくれます。

もちろん、こちらにもサービスしてくれました。

 

 

入り口近くの遊歩道だったためか、続々カメラマンが集まります。

ミソサザイに近付き過ぎないように気を付けながら、スマホで撮影している人もいました。

誰かが決めたわけではないのですが、順番に譲り合って撮影します。

野鳥に出会えたのも嬉しかったのですが、皆で仲良く観察が出来た事が良かったです。

 

 

散策を続けていると、別の鳴き声が聴こえました。

先程のミソサザイは足元からですが、今度は木の上からです。

 

 

ノジコでした。

アオジに似ますが、白いアイリングが特徴です。

ノジコ♂は目先が黒いので、♀との区別も容易です。

 

 

 

出会ったノジコのほとんどが、かなり高い枝で鳴いていました。

観察可能な場所まで降りている事もありますが、高確率で空抜けになってしまいます。

苦労しながら撮影に臨む方や早々に諦める方、それぞれの撮り方があり、興味深いです。

有名探鳥地では、他のカメラマンの在り方も参考になります。