柵の上でのバランスとり(ツグミ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

昨日紹介したアトリを見つけた場所での事です。

ここは海岸の近くにある、雑木林と葦原が混在する場所になります。

 

 

少し開けた場所があり、竹の柵で囲われた部分があります。

様々な野鳥を観察できるスポットとして、個人的に注目しています。

とても見つけやすい上に、適度な距離が保てるので、重宝しています。

 

 

この日、まずお目にかかれたのはムクドリでした。

1羽だけポツンと留まっています。

しきりに周囲を見渡していましたが、仲間の姿はありません。

5分近く同じ場所に居ましたが、鳴き声も出さずに飛び去りました。

 

 

 

数羽のホオジロも見つけました。

ソーシャルディスタンスなのか、お互いはかなり離れて行動しています。

♂と♀を両方とも撮影したかったのですが、♀しか傍に来てくれませんでした。

彼らは早々に飛び去ってしまいました。

 

 

 

強い風が吹き、雪が舞う中で、ツグミにも出会いました。

1本の細い竹の柵に両足で捕まっています。

体を膨らませて、寒さに耐えていました。

 

 

 

突風に煽られたのか、バランスを崩します。

 

 

 

ツグミ:「はっ!」

 

 

 

片翼を上げた状態の写真が撮れました。

片方だけですが、体操選手の演技フィニッシュのようです。

やはり、足場の柵は1本じゃない方が安定しますね。

 

 

他にも、地面には数羽のキジが潜んでいました。

残念ながら、気付かずに飛ばしてしまいましたが…

もうしばらくすると、オオジュリンも観察できるようになるはずです。

これからの楽しみです。