2月6日の事です。
市内の自然公園へ野鳥散策に行きました。
小雪でしたが、園内にはまだまだ雪が残っていました。
散策路は、他の散歩者によって雪が踏み固められています。
しかし、私が目的とする場所は、殆ど立ち寄る人がいません。
膝まで届く雪を掻き分けながらなので、足の指先が凍えます。
シジュウカラやヤマガラなどのお馴染みのカラ類の他、シロハラやツグミに会えました。
シメやトラツグミが目の前で、悠々と餌を探している状況にも恵まれます。
20分以上、雪の中に埋もれながら撮影していると、目の前に小鳥がやってきました。
苔むした岩の上、積もる雪にチョコンと飛び乗ります。
ルリビタキです。
周囲が暗いので、瑠璃色はしっかりとは確認しにくいです。
ですが、真っ白な雪に照らされているような感覚にもなります。
もう少し光が欲しいところですが、雪が背景だとちょうど良いくらいなのかもしれません。
(画像は露出を補正しています)
分かりやすい場所に降りて来てくれました。
周囲を警戒しながら、雪の剥がれた地面で餌を探します。
シロハラに追い立てられるように、近くの茂みに飛んで行ってしまいました。
コッソリのぞくと、かわいい姿がまだ見えます。
どこに留っても、雪が入ります。
足がとても寒そうでした。
久し振りに、地元でかわいい姿を観察出来ました。
雪が残る場面での撮影は、おそらく初めてです。
寒い中でしたが、撮影に熱中できました。