短い冠羽と長い冠羽(ミコアイサ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

最近の天気予報は「雪」ですが、合間合間に晴れる時間がありました。

買い物などで外出した際に、お日様を拝むことが出来ます。

そんな時のために、カメラを車に積んで出かける事にしていました。

もっとも、最寄りの探鳥地に着く頃には、再び日が陰る事もしばしばありますが^^;

 

 

2月5日の事です。

前述の通り、晴れ間を縫って近場の池に鳥見に立ち寄る事ができました。

いつものハクチョウやカモ類の他、久し振りにパンダガモを見かけました。

 

 

 

逆光になってしまいましたが、ミコアイサ♂との貴重な出会いです。

1羽だけが、ポツンと池の中央に佇んでいました。

「もっと光を!」と心の中で叫びますが、この場合は「逆光か」・・・いえ、「逆効果」かもしれません。

それでも、50m位の距離までゆっくりと近付いてきてくれました。

短い冠羽が風になびいています。

 

 

 

そんな冠羽も、潜水直前にはしまう事が出来るようです。

たまたま風がおさまっただけかもしれませんが、水への抵抗を減らす工夫なのかもしれません。

 

 

 

冠羽といえば、この日にアオサギにも出会いました。

ハクチョウの群れの中で、妙な存在感を放っています。

美しくて丸々と太ったハクチョウに対し、アオサギはまるで薄汚れた瘦せっぽちのようで。。。

 

そんなアオサギの長い冠羽は、ピョコンと飛び出て嘴と同じ方向を向いていました。

「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪アンテナのようでした。

まだまだ寒さと強風の日々が続きそうです。