公園に集まる鳥たち(アトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月15日、良い天気だったので、朝から近所の自然公園を散策しました。

キセキレイ・トラツグミ・アオゲラとの出会いに恵まれます。

その後も晴れ間が続くため、朝日池まで行きました。

天気の良い週末しか鳥見の機会がないので、この日の私は欲張りです。

 

 

残念ながら、朝日池は半分くらいが氷と雪に覆われていました。

マガモやオナガガモを見つけることが出来ますが、マガン、オオヒシクイ、ハクチョウの姿はありません。

池周囲の積雪も多く、観察するカメラマンの数も先週に比べてすごく少ないです。

朝日池での観察を諦めて、近所にある「大潟水と森公園」に行ってみました。

 

 

園内は大部分が雪に覆われていましたが、駐車場は除雪されています。

園内の散策路も歩けない程の雪ではなかったため、ここで野鳥の姿を探す事にしました。

 

 

 

 

上の写真は、入り口からかなり内部に入った木立の中の湿原です。

流れのある水場では雪が融けており、野鳥の姿が散見できました。

 

一番多く目にする事が出来たのは、アトリです。

様々な場所で、小さな群れで過ごしていました。

 

 

 

先程の水場に降りて、餌を探す姿や、水浴びをする姿も観察できましたが…

双眼鏡をカメラに持ち替えてアトリ達の撮影を試みると、別の野鳥にすり替わっていました。

 

 

 

 

地面の色に紛れてわかりづらいですが、カシラダカです。

時折、降り立つアトリを追い立てながら水場を独占していました。

他にも水場はありそうでしたが、この場所がお気に入りのようです。

アトリに限らず、様々な野鳥が集まっていました。

 

 

僅かに残った木の実を食べるシロハラ。

 

 

モミの木(?)の枝先で見つけたキクイタダキ。

 

 

一瞬だけ、葦原の一画に現れたベニマシコ♂(多分)。

 

 

お昼頃の散策でしたが、想像以上の出会いに恵まれました。

雪道を歩く足は冷たく、カメラを持つ手も悴みましたが、充実した時間を過ごせました。