久し振りに、市内にある白鳥の飛来する池に行きました。
時間帯は夕方頃です。
ハクチョウやカモ類が、池の様々なところで寛いでいました。
上の画像には全部で4種が写りました。
オオハクチョウ、マガモ♂♀、ホシハジロ♂♀、オオバンです。
この他にも、コガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモがいました。
間近で観察が出来る、池の一画です。
水際に屈んで待っていると、コガモやオオハクチョウがかなり近くまで来てくれました。
近距離でカモ類を観察できるのが、ここの醍醐味です。
そんなオオハクチョウですが、若鳥の1羽に目が留まりました。
首の付け根のあたりに、妙な物体がくっついています。
錆びた鉄板が刺さっているようにも見えました。
元気に動き回っていたので、怪我をしているようには見えません。
どうやら、松などの樹皮が付着しているだけの様でした。
どうして付着したのか、何とも不思議です。
上空に、採餌を終えたハクチョウたちが戻って来ました。
池の中央にいるハクチョウ達が騒ぎ始めます。
「コォー、コォー、コォー」と、次々に鳴き交わしていました。
成鳥の真似をして、若鳥たちも鳴き始めます。
何十羽という白鳥の大合唱でした。
どうやら、仲間を迎えるために鳴いているようでした。
「おーい、こっちに来いよ!」と。
まるで、大学の部活動やサークル活動における新入生の勧誘合戦のようです。
客引き合戦のようでもあります。
群れが次々とやって来て、池の周囲を旋回しては着水地点を見つけていました。
白鳥は大きいので、着水するにも滑走路のような距離が必要です。
大抵は池の真ん中に降り立ちました。
傾いてきた陽射しの影響で、白鳥が夕陽色に染まります。
時間を忘れて、白鳥の観察&撮影を楽しみました。