先日、観光施設の傍で出会ったカモメ類の続きです。
浜辺でウミネコが群れていました。
成鳥の他、灰色がかった若鳥(第1回冬羽)もいました。
ここに居るのは、ウミネコばかりだと思っていましたが、1羽だけ異なる種を見つけました。
浅瀬に立っているコンクリート製の杭に降り立ち、下方を覗いています。
セグロカモメ(成鳥冬羽)です。
頭部と嘴がウミネコとは異なるので、容易に判別できます。
ゴマ塩頭で、下嘴の先が淡い赤色、足はピンク色です。
同じセグロカモメを、徐々に近付きながら撮りました。
砂浜には高低差があるため、見上げるような撮影になります。
最終的には空抜けになってしまいました。
改めてみると、眼つきと鋭い嘴が凶悪です。
突かれたら、痛そうです。
セグロカモメはオオセグロカモメに似ています。
大きさは「セグロ」は52~64㎝、「オオセグロ」は61~66㎝ですが、並ばないと分かりません。
私は、「セグロ」と「オオセグロ」の区別を単体では出来ません。
但し、ウミネコが傍にいれば、翼の色で比較ができます。
ウミネコと同等か淡ければ「セグロ」、濃ければと「オオセグロ」・・・のはずです。
観察機会はまだまだあるので、復習を繰り返そうと思います。