水辺の採餌(セグロセキレイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

大潟水と森公園では、水辺の散策もできます。

春にはミズバショウ、初夏にはカキツバタを見る事もできます。

晩秋には・・・、あまり鮮やかな花々はありませんでした。

 

 

かろうじて、ノブドウを見つけます。

彩とりどりの淡い色の実をつけていました。

後に調べると、青や紫の色がつくのは寄生虫の影響なのだとか。

不思議ですね。

 

 

 

水辺にある木道の傍らに、ダイサギを見つけました。

ジッと水面を見つめ、狩りの真っ最中のようです。

木柵の隙間から撮影しました。

 

 

 

水位の下がった水辺では、狭い水たまりに小魚がひしめき合っていました。

魚の種類に詳しくはないのですが、メダカやモツゴのようです。

小魚は、様々な他の生物の命を支えています。

 

 

 

別の浅瀬で、1羽のセグロセキレイを見つけました。

水中に潜む生き物を狩っていたようです。

 

 

 

 

小さなエビを捕まえました。

細長い嘴で器用に咥え、思いのほか大きな口を開けて飲み込みます。

下方の水たまりで、かすかに鏡像になりました。

 

 

 

見慣れた野鳥ですが、セキレイ類がエビを食べるのを初めて見ました。

そういえば、今年の夏にハクセキレイが小魚を食べるのを見た事があります。

餌とするのは昆虫だけではなさそうです。

 

 

セグロセキレイは雌雄同色ですが、♀は僅かに背中の黒色が淡いそうです。

写真の個体は、♀っぽい気がしました。

眺めていると、もう1羽のセグロセキレイがやって来て、一緒に飛び去ります。

もしかすると、カップルだったのかもしれません。