ユリカモメを見つけた海岸散策の続きです。
その日の朝は、他の鳥も空を舞っていました。
舞い降りた後になりますが、ミサゴが灯標に座しています。
後ろには薄っすらと佐渡島が見えますが、2つの島影が重なって見えます。
地元の人は、高い山を備えた「大佐渡(北側)」と、手前の「小佐渡(南側)」に分けて呼ぶそうです。
白鳥の大きな群れが、頭上を鳴きながら通過していきます。
低空を飛ぶオシドリの群れも見かけました。
市内の海岸で見かけるのは珍しいです。
・・・遠くて判別しにくいですが、オシドリ♂♀以外にも何か混じっている気がします。
そんな風に空に気をとられていたら、「ピリィー」と足元から鋭い鳴き声がしました。
事前に浜辺には鳥がいない事を確認していましたが、近くの草むらから3羽のシギ類が出てきました。
トウネン2羽(右奥に1羽)と、ひと回り大きいシギ(左手前)が1羽です。
多分、ハマシギです。
後に居るトウネンよりも嘴が長く、少しだけ下向きです。
夏羽から冬羽に移行中なのか、腹部には黒い斑点が確認できます。
周囲には、他にハマシギやトウネンはいないようでした。
小さなトウネンを引き連れる大きなハマシギは、生徒を引率する小学校の先生のようです。
この地域ではシギチが少ないため、体格の近いシギチが混群を形成しているのかもしれません。
シギチは皆仲良しだと思います。