野鳥の宝庫(ビンズイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

戸隠森林植物園、投稿7回目(最終)です。

 

 

園内にはブナやコナラが生えており、時折上から実がポトポトと落ちてきます。

ドングリの実が好物な野鳥の代表、カケスにも出会うことが出来ました。

早朝から声だけが喧しく聞こえていたので、ようやくのお出ましです。

 

 

 

 

ツルマサキの木の傍にあるモミの木に止まりました。

周囲の様子を伺っていましたが、後からやってきた1羽と共に飛び去りました。

挨拶に出て来てくれたような気持ちになります。

 

 

他にも、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ等の混群の面々に出会います。

そうしたボーナスタイムに何度か恵まれましたが、撮影の方はイマイチでした。

公園には比較的背の高い木々が多く、枝もそれなりに高い場所にあります。

足場も木道などで指定されているため、良い方向からの撮影が難しいです。

素早く移動する群れの撮影には向いていないと考え、もっぱら観察を中心にしていました。

 

 

午後3時、日も落ち始めたので帰宅しようと歩いていたところ、私としては珍しい鳥に出会いました。

 

 

 

 

ビンズイです。

今年の春に地元の公園で出会ったのが最初で、今回が2回目の出会いでした。

2羽のビンズイが、静かに羽音だけを残して木々を飛び回ります。

 

 

 

 

鳴き声を聴くことは出来ませんでしたが、木の枝にしばらく留まってくれました。

胸の縦斑がハッキリしています。

ビンズイはセキレイ科です。

そういえば、いつも小川でみかけるキセキレイには出会えませんでした。

冬に備えて、既に平地に移動しているのかもしれません。

このビンズイを最後に、森林植物園での探鳥を終えました。

 

 

散策中、何人かの野鳥観察者とすれ違いましたが、混み合う程ではありません。

戸隠奥社に向かう参拝者の方々が多く、参道だけが賑やかでした。

野鳥との出会いは早朝に集中していましたが、その後も散発的に続いてくれました。

 

 

この1日で多くの野鳥に出会うことが出来ました。

やはり、戸隠森林植物園は野鳥の宝庫です。

 

 

【見つけた野鳥】(順番は適当です)
サメビタキ、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、
ゴジュウカラ、シジュウカラ、、コガラ、エナガ、アトリ、キバシリ、ミソサザイ、

カケス、オオアカゲラ、アカゲラ、コゲラ、マミチャジナイ、アカハラ、ビンズイ、
コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オシドリ、カイツブリ、オオバン
計25種

(声のみ)
イカル、キジバト、アオバト、ウグイス