タカの渡り(ハチクマ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週の事ですが、新潟県小千谷市にある山本山高原に行きました。

この時期に見る事が出来る、タカの渡りが目的です。

 

 

 

 

山本山高原にある展望台から見る景色は、とても美しかったです。

眼下には、信濃川と整備された田園風景が広がります。

よく見ると、所々に蕎麦畑も見えます。

黄色いのが稲穂、白っぽいのが蕎麦の花だと思います。

 

 

 

 

展望台には観察者の方々が複数いました。

皆さんは椅子等を準備して、長期戦の構えです。

顔見知りの方々なのか、挨拶を交わして野鳥談義に講じていました。

少し離れた所から耳だけ参加させてもらいました。

 

 

肝心のタカ達ですが、サシバやハチクマがぽつぽつと上空を飛んで行きます。

残念ながら、写真の方は鮮明なものではありません。

息を呑むような集団の渡りではなかったですが、雰囲気を楽しむことが出来ました。

 

 

サシバ

 

 

ハチクマ

 

 

頂上付近には、蕎麦畑もありました。

蕎麦の花が咲いており、見応えがあります。

 

 

蕎麦畑

 

 

蕎麦の花、遠くのクモと小さなクモ

 

 

蕎麦の花、ナミアゲハ

 

 

タカの渡りには、様々な条件が必要のようです。

上昇気流の発生しやすい晴天の日が良いのですが、前日まで雨天や曇天でタカ達が溜まっている時が狙い目かもしれません。

そういった好条件に恵まれる日が休日であれば良いのですが、観察者の方にも条件(仕事や体調etc.)があります。

結果、風景写真が中心になってしまいました。

今年、もう一度くらいは挑戦したいと考えています。