幼鳥たち(モズ、ムクドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

夏も終わりを迎え、幼鳥以上成鳥未満の個体を見かける機会が増えました。

 

大群で移動していたムクドリが、数羽だけ枯れ木に留まっています。

嘴を開けながら、上空を警戒していました。

近くに猛禽類がいるのかもしれません。

嘴を開けているのは、放熱のためでしょう。

全身に毛がある鳥は汗をかけないので、嘴を開けて体温を下げているのだとか。

 

 

その傍で、モズの幼鳥も見かけました。

先程のムクドリが警戒していた相手ではないと思いますが、鋭い嘴は親譲りです。

ぎこちなく、ギィーギィーと鳴いていました。

 

 

嘴の脇に髭のような毛が生えているのが確認できました。

モズは小さな猛禽ですが、頭を掻く姿は愛らしいです。

 

陽射しがきつくなってきたので、10時頃で切り上げました。

散策がしやすくなる涼しい季節が待ち遠しいです。