猛暑の中、海岸の近くの松林を散策中の事です。
目の前の茂みから、ホオジロ♂が躍り出てきました。

小さなカマキリを捕まえたようです。
何度か咥え直していましたが、食べる様子がありません。
不思議に思って眺めていると、上方で動く物を見つけました。

ホオジロの幼鳥です。
眺めていたらどんどん近付いてきて、5mくらいの距離にまで迫ります。
枝被りなのが残念ですが、愛らしさ満載です。
成鳥と違い、胸部に縦斑がありました。

先程のホオジロ♂が給餌しようとしていたのかもしれません。
こちらを気にしながら、成鳥と共に幼鳥は茂みの中に入って行きました。
暫くすると、ホオジロ♂のみが茂みから出てきました。
無事、餌を渡し終えたのかもしれません。

この日、同じ場所で何組かのホオジロの家族を見かけました。
松林は広いのですが、何故かこの場所に集まって過ごしているようでした。
生えている草木に違いはないはずですが、何かしらの理由があるのかもしれません。