飴色か、亜麻色か(アマサギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

夏の瓢湖には、様々なサギ類がいました。

ヨシゴイ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ・・・

そして、アマサギです。

 

 

一時だけですが、湖の中にある杭に2羽が止まっていました。

アマサギの夏羽は、頭部や胸部が橙色に染まります。

一方、アマサギの冬羽は、ダイサギやコサギの様に真っ白です。

上の画像では、左が夏羽で、右が冬羽です。

大きさ的にも、アマサギの冬羽はコサギと似ていますが、嘴と足の色で区別が可能です。

ちなみに、コサギは嘴が黒く、足指が黄色です。

昨年は色の鮮やかなアマサギに出会えなかったので、リベンジ出来た気分です。

アマサギの「アマ」の由来は、飴色とも亜麻色ともいわれいますが、どちらも素敵だと思います。

 

岸辺では、1羽のダイサギがヨシゴイに負けじと狩りを行なっていました。

普段は警戒心が強いダイサギも、ここではリラックスしているようでした。

野鳥が羽を休める小島が、観察場所から適度に離れているからだと思います。

狩りの頻度はヨシゴイほど多くはないですが、捕まえる魚は大きかったです。