1羽の幼鳥が(カイツブリ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

カイツブリの幼鳥を見つけた池での事です。

1羽だけ見つける事が出来た幼鳥のその後が気になり、再び訪問しました。

曇り空の下、池の中で元気に泳ぐ姿を見つける事が出来ました。

 

 

撮影条件が悪いためか、全体的に水面も白く光ってしまいました。

幼鳥は前回と同様に潜水を繰り返していましたが、姿を現す位置がおかしい事に気付きました。

潜水してから現れるまでのタイミングと、その位置にズレがあるのです。

 

 

嬉しい再会でした。

池には幼鳥が2羽いました。

以前見つけた、釣り糸が巻き付いていた幼鳥が無事に育っていたようです。

幼鳥たちは私に気付いたのか、短く鳴きながら遠ざかって行きました。

周辺に親鳥はいませんが、元気に泳いでいます。

 

と、別の場所で水が跳ねるのを目撃しました。

何かと思って視線を向けると、もう1羽が現れました。

 

 

合計3羽の幼鳥を見つける事が出来ました。

もともと2羽しかいないと思っていたので、私は軽いパニック状態です。

1羽の幼鳥が、3羽に増えたのです。

前回も、前々回も、正確な数を把握していなかっただけのようです。

水辺には多くの草木があるため、外敵からも隠れやすいのでしょう。

釣り糸が巻き付いた個体が無事であったのかは分かりませんが、少しホッとしました。

 


~おまけ~

 

池の周囲で、小さな生き物も見つけました。

先程のカイツブリの幼鳥にとっては、大切な餌なのかもしれません。

 

金属柵に鎮座するアマガエル。

 

水藻を食べているアメリカザリガニ。