水源地にて(ノジコ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内には水道水の水源となる場所が3つあります。

比較的に市街地から近く、良質な水を供給してくれます。

夏場は冷たくて美味しい水を得る事が出来ます。

そんな水源地の1つでは、付近を散策できる道が整備されています。

春から初夏にかけてはキビタキやオオルリがやって来るので、時々探鳥に訪れていました。

今までにルリビタキやカワセミ、野鳥以外だとカモシカやイノシシも見かけた事があります。

 

先日、曇り空の中、同地にて散策をしました。

頭上から、清々しい鳴き声が聴こえてきます。

キビタキやオオルリとは異なる鳴き声でしたので、目を凝らして探してみました。

 

 

葉っぱに紛れた小鳥を見つけました。

全体的に黄緑色で、木の枝や葉に同化している様に感じます。

ノジコです。

 

 

ノジコは、明るい黄色の腹部、脇の縦斑、白いアイリングetc.が特徴です。

目先が黒いので、この個体は♂だと思います。

 

 

「チューチュー、ピピ、チューピピ」

見かけるのも囀りを聴くのも久し振りです。

以前は軽井沢や戸隠高原で見かけた事があります。

そういえば、市内で見つけたのは初めてかもしれません。

近くに降りてくれると有難かったのですが、そのまま樹上を飛び回りながら去ってしまいました。

 

この地を訪ねる楽しみが1つ増えました。