未熟な(スズメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内の川に立ち寄った時の事です。

川辺にカワガラスを遠目に発見したため、河川敷に降りようとしました。

草木が茂っていたため、なかなか降りる場所を見つけられません。

そんな中、繁みから飛び出す鳥を見つけました。

スズメ(幼鳥)です。

 

 

嘴にはまだ黄色い部分が残り、頬にあるニュウ(黒斑)もいくらか淡いです。

スズメはこちらを気にしながら、単体で留まっていました。

動かずに動向を見守っていたら、6mくらいの距離まで近付いてきました。

茂る草木の間からの撮影になります。

 

 

まだ実ったばかりの桑(ヤマグワ)の実がお目当てなのかもしれません。

黒く熟さないと甘くはないはずですが、待ち切れないのでしょうか。

ヤマグワの実は様々な野鳥に好まれます。

しばらく見ていたら、親鳥らしき別のスズメと共に飛び去って行きました。

餌となる木の実の生る場所を教えて貰っていたのかもしれません。

 

桑の実もスズメも、まだまだ未熟です。