幼鳥講座(ハクセキレイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

昨日、市内の田圃の脇で4羽のセキレイに出会いました。

まだ全体的に淡く、頭部は灰色で、白い眉斑がありました。

 

 

ハクセキレイかセグロセキレイの幼鳥だと思いました。

傍に親鳥がいれば確実なのですが、4羽とも幼鳥でした。

これくらいの大きさになると、親鳥は子離れしてしまうのかもしれません。

 

 

尾羽だけ黒味が強いようですが、ハクセキレイもセグロセキレイも共に尾羽は黒いです。

生息地域でもある程度の区別は出来るそうですが、ここでは両方とも観察した事があります。

 

 

ハクセキレイの幼鳥には、頬や喉に白い部分があるそうです。

この個体の頬と喉は白っぽい気がします。

まだ確信は持てませんが、ハクセキレイの幼鳥と判断しました。

 

鳥に興味を持ってから定期的に購読している雑誌があります。

「BIRDER」といって、野鳥や撮影機材についての情報が沢山載っています。

ほとんど独学の私には有難い存在ですが、市内の書店では1冊しか見かけません。

運よく購入できる月もあれば、何方かに購入されている月もあるため、最近はネット購入です。

市内でも私以外に愛読者がいるのであろう事は、何となく嬉しい気持ちになります。

その「BIRDER」ですが、今年の5月号に幼鳥講座という特集がありました。

幼鳥の見分けが難しい種類についての解説です。

その幼鳥講座でも、ハクセキレイとセグロセキレイの識別難易度はトップクラスだそうです。

いつかセグロセキレイの幼鳥を見つけるのを、楽しみにしています。