河原での散策(キアシシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内の川沿いを散策中、遠くの河原に2羽のシギ類を見つけました。

もっと近付きたかったのですが、早々に気付かれて下流に逃げられてしまいました。

 

 

遠目では種類が判別できません。

腰のあたりまで雑草が茂る、堤防沿いの道を進みました。

雨のせいか、草刈りが間に合っていないようです。

 

 

シギ類の正体は、おそらくキアシシギです。

黄色い足、黄色っぽい嘴の基部、胸部の横斑が特徴の旅鳥です。

先日、市内の海岸でも見かけましたが、河辺で見つけるのは初めてでした。

 

 

流れの穏やかな場所で、2羽とも活発に動いて餌を探しています。

水の中に頭を突っ込みながら、石の下を探っていました。

長い嘴で、カニのようなものを捕らえたようです。

草木の根元に移動されると、見つけるのに苦労します。

 

 

これからは雑草の成長がより早くなるため、河原での散策は難しくなります。

また、10分程の時間でしたが、気が付くとブユ(ブヨ又はブト)に計3ヶ所も噛まれていました。

半袖で散策してしまったのも原因ですが、顔面を噛まれても気付けませんでした。

これからは長袖と防虫スプレーが欠かせません。